2001年の情報システムシンポジウム
〜情報システムを不良債権にしないために〜

21世紀を目前に控え,情報システムは本格的な分散化・ネットワーク化とそれを支える新たな技術の登場によって,企業・社会・個人を問わず益々加速度的な普及と発展を遂げようとしています.しかし,一方ではこうした新しい技術や新システムがもたらす効率性・利便性と引き換えに,従来は予想もしなかった新たな問題が発生するといった現実を見逃すことはできません.
本シンポジウムでは,ユーザーと直接関連の深いアプリケーションシステム領域を中心に,新技術導入への期待と現状,解決すべき課題やその実現の方向性について考察し,主として利用者の立場から,今後の情報システムの健全な発展のあり方を探っていきます.

日時 平成11年1月22日(金)
会場 東洋大学 白山キャンパス
2号館 16F スカイホール
(東京都文京区)
*参加申込みの方には詳細を後日送付.

プログラム

○[9:30〜9:40]開会の辞

黒川恒雄(國学院大)

●[9:40〜11:45]セッションT
1-1顧客満足度を向上させるISPのサービス管理

宮崎義之(NTT)

1-2人文系大学でのキャンパスLAN設計におけるプロセス分析の試み

佐野 洋,山口登之(東京外語大)

1-3 ERPシステムによる情報システム構築方式の提案

片岡信弘,宮西洋太郎(三菱電機),小泉寿男(東京電機大)

1-4 オブジェクト指向設計・開発における技術コンサルティングに関する考察

鷲崎早雄(鷲崎経済工学研究所)

●[12:30〜16:20]セッションU

2-1福祉ニーズから発展する情報共有支援システムの設計と実装

藤田 桂,宮川祥子(慶大),井村 保(中部学院大)

2-2 CPを用いたWWW「情報」のソフトウェア資産としての活用技術


長島雅夫(NTT)

2-3 ネットワークを利用した口述教材の共有

神沼靖子(前橋工科大),内木哲也(東洋大)

2-4 EUにおける情報システム 人間中心アプローチの発展

平沢尚毅(小樽商大)

2-5 サプライ・チェーン・マネジメントの構造と問題

手島歩三(ビジネス情報システム・アーキテクト)

2-6 利用者とシステムインテグレータの繁栄をめざすシステム構築法

魚田勝臣(専修大)

2-7 Virtual University:大学情報システムの発展形態に関する一考察


内木哲也,児玉俊介(東洋大)

●[16:30〜17:30]特別講演

21世紀の情報システムと情報技術

三森定道(同志社大)

○[17:30〜17:40]閉会の辞

中嶋聞多(信州大)


参加費
会員:6,000円 研究会登録会員:4,500円 学生:1,500円 非会員:10,000円 
(いずれも論文集代を含む)
論文集のみ 5,000円 (送料,消費税込)
懇親会費 2,000円 (当日申込の場合は2,500円)

参加申込
申込方法 学会誌会告欄または学会ホームページの行事申込書にてお申し込みください.
申込締切 平成10年12月25日(金)
申込/照会先

(社)情報処理学会 シンポジウム係
〒108-0023 東京都港区芝浦3-16-20 芝浦前川ビル7F
E-mail:sig@ipsj.or.jp Tel(03)5484-3535
Fax(03)5484-3534 http://www.ipsj.or.jp/

主催 情報処理学会 情報システムと社会環境研究会