サービスサイエンス
サービスサイエンス
Service science
概要
2002年,アメリカIBM研究所とカリフォルニア大学バークレー校の研究チームによって提案された「コンピュータ・サイエンス」に対応する新しい概念および分野。
説明
1980年代以降,先進国ではサービス産業のGDP比率が年々上がり,成長を遂げてきたが,サービスそのものを学問的に理解する試みについては後手に回っていた。その状況に対して,サービス業そのものを学際的に科学し,サービス分野が発展するための理論や実践を行うことを提唱したもの。近年は,大学において講座が持たれたり,ひとつの学科として取り上げられるようになってきた。日本でも,学科や講座が新設された大学がある。ただし,実態はまだ発展途上段階である。
最終更新日
- 2019.12.01.
- 鎌田真由美 (編集委員会編)