J07-ISの背景
ジェイゼロナナアイエスノハイケイ
Background of J07-IS
概要
J07-ISカリキュラムの位置づけと開発活動の概念モデル。
説明
J07-ISは,カリキュラム標準J97の後継として2006-2007年度に策定された情報システム分野のカリキュラムである。ISBOK(IS Body Of Knowledge)とカリキュラムの策定では,CC2005(Computing Curriculum 2005)の5領域(CS,IS,SE,CE,IT)を概観し,その国際的同等性を視野に入れている。そこに,わが国固有の教育環境を反映したものとなっている。J07-ISでは,基盤となる情報システム学の知識の修得と実践的なスキル(技術的な側面と社会的な側面)を重視し,大学教育の充実とIS専門家の育成を目指している。このため,IS系教員の育成,教材の整備,および教育支援環境の充実が重要であるとしている。また,プロジェクトの始めにカリキュラム開発活動の概念モデル(図参照)を作成し,さらにラーニングユニット(LU)を構築し,その上でモデルカリキュラムを開発している。
関連項目
J07-ISカリキュラム,J17-ISの背景,J17-ISカリキュラム
最終更新日
- 2019.12.01.
- 神沼靖子 (編集委員会編)