情報システム開発アプローチ
ジョウホウシステムカイハツアプローチ
Approach to information systems development
概要
情報システムの設計方針を定めるための考え方。
説明
情報システム開発では,対象システムによって適用するアプローチと設計手法を決める。アプローチには,設計から実装までを対象とするものと,情報システム開発の上流工程(分析から設計)を対象とするものがある。主なアプローチとして,次の考え方がある。
- プログラム指向アプローチ(Program Oriented Approach:プログラムが中心にありプログラム間をデータが動くという考え方)
- データ指向アプローチ(Data Oriented Approach:データベースを構築してプログラムでそれを維持・管理するというデータ中心の考え方)
- オブジェクト指向アプローチ(Object Oriented Approach:データベースとプログラムを一体化したオブジェクト中心の考え方)
- サービス指向アーキテクチャ(Service Oriented Architecture:オブジェクトをまとめたサービス部品を組み合わせてシステムを構築する考え方)
アプリケーション開発では,これらのアプローチと連携した開発モデルや開発方法論・方法・技法などが利用される。
最終更新日
- 2019.12.01.
- 神沼靖子 (編集委員会編)