Customer-Performerモデル
カスタマーパフォーマーモデル
Customer-performer model
概要
ビジネスプロセスで実施する一連の行為を顧客サービス実行者の間の会話と見なしてモデル化する手法。
説明
業務にはその依頼者(Customer)と実行者(Performer)が存在する。この二者間のビジネスは準備,交渉,実行,合意の4つのフェーズの遷移により進行する。各フェーズで依頼者または実行者は要求,合意,代案提示,完了報告,満足,受け入れ拒否の6種類のアクト(行為)のいずれかを実行すると,それをトリガに状態遷移する。あらゆるアクティビティは6種類のアクトを実行して4つの状態をうまく遷移されるために実行される状態遷移モデルである。BPMN,IDEF0,プロセス図,業務プロセスモデリング記法を参照のこと。
参考文献
- Winograd, T.: A Language/Action Perspective on the Design of Cooperative Work, HUMAN-COMPUTER INTERACTION, Vol.3, pp.3-30 (1987-1988).
- Medina-Mora, R., Winograd, T., Flores, R. and Flores, F.: The Action Workflow Approach to Workflow Management Technology, Proc. of CSCW 92, pp.1-10 (1992).
最終更新日
- 2019.12.01.
- 大場みち子 (編集委員会編)