アプリケーション開発環境
アプリケーションカイハツカンキョウ
Application development environment
概要
アプリケーションソフトウェアを開発するための環境。
説明
通常は開発者の作業を支援する各種ツール群(ソース・コード・エディタ,ビルド・ツール,デバッガ等)や,それらを連携・統合するベースとなる統合開発環境(IDE)やその組み合わせを指す。また,要件定義・設計からプログラミング,テストまで一貫した開発の手順や各段階で作成すべきドキュメント等を定めた特定の開発方法論に適合した開発環境(CASEツール)も多い。さらに,チーム開発で必要となる情報共有や開発資産一元管理の仕組み(構成管理,リポジトリ)や,特に大規模開発で必須となるプロジェクト管理を支援する進捗管理・品質管理等の機能を含むことも多い。新規開発だけでなく,保守も含めて,システムテストの環境を,開発環境とは別に用意しておくのがよい。
最終更新日
- 2019.12.01.
- 銀林純 (編集委員会編)