在庫管理システム
ザイコカンリシステム
Inventory control system
概要
事業目的に適うように物品の配置と維持・回転の方針を定め,それらの管理水準を計画し,販売計画,生産計画と連携して個々に物品を動かし,実際の動きを把握・管理するための諸活動の仕組み。
説明
物品には資材,原料,素材,部品,製品,商品などがある。諸活動には管理業務,発注,受払,保管,棚卸,追跡などがある。管理業務には会計視点と現品視点がある。会計視点では在庫回転率,売上機会損失,死蔵状況などを指標化して経営効率を測定・管理する。現品視点では品質維持状況,納期対応状況,管理経費状況,改善状況などを指標化して諸活動の活動効率を測定・管理する。物品の動かし方は一般に発注方式と呼ばれ,発注品目,基準在庫量(発注点),発注時期(定期/不定期),発注量(定量/不定量)を制御する。在庫管理システムの運営においては情報と物品の対応付けを正確に実施することが重要である。
最終更新日
- 2019.12.01.
- 光國光七郎 (編集委員会編)