情報システムの可用性
ジョウホウシステムノカヨウセイ
Availability of information systems
概要
情報システムが継続して稼動できる能力,または利用者が必要とする時に障害なく利用できる程度のこと。
説明
システムの総合的な性能を示す指標の一つに”RASIS“がある。この指標は,信頼性(Reliability, 故障頻度の少なさ),可用性(Availability, 高稼働率の維持),保守性(Serviceability, 障害の迅速復旧),保全性(Integrity, データの一貫性保持),安全性(Security, 高機密性の確保)の頭字語で,5つの要素を表す。この頭文字の先頭3つを重要視してRASを指標として用いることがある。可用性は,情報システムの平均故障間隔時間と平均修復時間を用いて,可用性の稼働率 = 平均故障間隔時間 ÷ (平均故障間隔時間 + 平均修復時間) と数値で表示される。情報システムの運用を参照のこと。
最終更新日
- 2019.12.01.
- 塚原壑 (編集委員会編)