ソフトウェアライフサイクルプロセス
ソフトウェアライフサイクルプロセス
Software life cycle processes
概要
ISO/IEC 12207(JIS X 0160)が定めるソフトウェアのライフサイクルに関するプロセスの枠組み。
説明
JIS X 0160:2012は,ISO/IEC 12207:2008(Systems and software engineering – Software life cycle processes)に対応し,ソフトウェアのライフサイクルプロセスを包括的に規定したJIS X 0160:1996の第2版の改訂版である。ソフトウェアはシステムの不可欠な部分であるとして,JIS X 0170 システムライフサイクルプロセスと統合化し調和されている。ライフサイクルプロセスは7つのプロジェクト群(合意,組織のプロジェクトイーブリング,プロジェクト,テクニカル,ソフトウェア実装,ソフトウェア支援,ソフトウェア再利用)からなり,このうちソフトウェア固有のプロセスは,ソフトウェア実装,ソフトウェア支援,ソフトウェア再利用である。JIS X 0160:2012は、ISO/IEC 12207:2008が基になっているが、ISO/IEC/IEEE 12207:2017 Systems and software engineering ― Software life cycle processesが発行されている。
参考文献
- JIS X 0160:2012 ソフトウェアライフサイクルプロセス.
- ISO/IEC 12207:2008 Systems and software engineering – Software life cycle processes.
- ISO/IEC/IEEE 12207:2017 Systems and software engineering – Software life cycle processes.
最終更新日
- 2019.12.01.
- 雑賀充宏 (編集委員会編)