IoT
アイオーティ
Internet of Things
概要
IoT(Internet of Things)は各種デバイス・センサとサーバとを通信ネットワーク(インターネット)で結ぶことにより,可視化,分析や制御などのさまざまなサービスを提供するものである。
説明
IoT(Internet of Things)はモノのインターネットと言われ,各種デバイス・センサとサーバとを通信ネットワーク(インターネット)で結ぶことにより,製造業,農業,交通,エネルギー,健康管理,安全管理などのあらゆる分野への適応の可能性を持っている。IoTはデバイス,ゲートウェイ,ネットワーク,サーバから構成されている。デバイスには自販機,スマートメータ,カーナビ,機械や各種のセンサなどがあり,ゲートウェイはネットワーク(インターネット)を介してデバイスとサーバをつなぎ,センシングデータや機器ステータスがサーバに送信されて,可視化,分析や制御などのさまざまなサービスが提供される。IoTの特徴は,「多様で多数な」デバイスが接続されて,ほとんど人間による操作に頼らず「自動運用」によりサービスが提供されることである。また,サービスの種類によっては「高信頼性」や「安全性」が重要となる。さらに、運用においては「低頻度の交換」や「低消費電力性」の特徴がある。
参考文献
- 電気学会第2次M2M技術調査専門委員会編:M2M/IoTシステム入門,森北出版 (2016).
- 株式会社NTTデータ 河村雅人,他著:絵で見てわかるIoT/センサの仕組みと応用,翔泳社 (2015).
関連項目
最終更新日
- 2019.12.01.
- 辻秀一 (編集委員会編)