ICSM
アイシーエスエム
Incremental Commitment Spiral Model
概要
漸進的でコンカレントなライフサイクルモデルの一つ。
説明
1996年のBoehmのリスク駆動によるスパイラルモデルを2007年にBoehmとLaneにより拡張した漸進的でコンカレントなライフサイクルモデルである。それぞれのスパイラルでは,要求,解決策,製品,プロセス,ハードウェア,ソフトウェア,人的要素,製品仕様または製品ライン投資のビジネスケース分析をシーケンシャルではなくコンカレントに扱う。ステークホルダはリスクを分析し,リスク最小化計画を検討して,アクションを決定する。もしリスクが受け入れ可能で,リスク最小化計画によってカバーできるのであればプロジェクトを次のスパイルに進める。
参考文献
- INCOSE: Systems Engineering Handbook: A Guide for System Life Cycle Processes and Activities, 4th ed., John Wiley and Sons, Inc. (2015).
関連項目
最終更新日
- 2019.12.01.
- 雑賀充宏 (編集委員会編)