システムズサイエンス
システムズサイエンス
Systems science
概要
システムの持つ構造上の共通的な特徴を識別,探求,理解することを目的とした学問。
説明
システムズサイエンスの研究基盤は,他の科学と同様に物理学,数学,論理学,計算機科学などである。研究の目的は,システムとして特定できる性質や特徴を,科学や工学そして技術の視点だけでなく多くの他の専門領域から解明することであり,取り扱うシステムは,構成する要素の種類や利用分野を限定していない。従ってその研究成果は工学分野だけでなく,心理学,社会学,経済学,経営学,法律学,医学などの実用的な分野やその他広い分野に応用可能となる。またシステムズサイエンスの成果は,システムズエンジニアリングの工学的共通フレームとして利用されている。さらにシステムズサイエンスは,自然科学に代表される還元主義的な視点ではなく,システムとして成立させるための理論と方法の解明に焦点を当てている。このことから,システムアプローチを試みる際のツールとしても利用される。
参考文献
- INCOSE: Systems Engineering Handbook: A Guide for System Life Cycle Processes and Activities, 4th ed., John Wiley and Sons, Inc. (2015).
- The BKCASE Governing Board:Guide to the Systems Engineering Body of Knowledge(SEBoK) version 1.9.1 (2018).
関連項目
最終更新日
- 2019.12.01.
- 嶋津恵子 (編集委員会編)