情報システムモデルカリキュラムの変遷
ジョウホウシステムモデルカリキュラムノヘンセン
Key events of Information Systems model curricula
定義
情報システム分野における主要なカリキュラムの流れ。
説明
ISモデルカリキュラムは,1972年にACM (Association for Computing Machinery)によって初めて策定された。以来,ACM,DPMA (Data Processing Management Association),IFIP (International Federation of Information Processing),BCS (British Computer Society),AIS (Association for Information Systems),ICIS (International Conference Information Systems)などによる多くのISカリキュラムが発表され,我が国のISカリキュラムに反映されている。その主な流れは図に示されるとおりである。最新カリキュラムの基盤になっているのがIS’97からIS2002への流れである。我が国のJ07-ISには,IFIP/BCSの流れを汲む浦1998とIS’97の流れを汲むISJ2001,およびIS2002などの思想が継承されている。
文献
- 浦昭二,細野公男,神沼靖子,宮川裕之:情報システム学へのいざない,培風館 (1998).
- 社団法人情報処理学会:大学の情報系専門学科のための情報システム教育カリキュラム―ISJ2001―,情報処理教育委員会学会情報システム小委員会報告書 (2001).
- ACM, AIS, AITP: IS ’97 Model Curriculum and Guideline for Undergraduate Degree Programs in Information Systems, DataBase, Vol.28, No.1, pp.1-94 (1997).
- ACM, AIS, AITP: IS2002 Model Curriculum and Guidelines for Undergraduate Degree Program in Information Systems (2002).
最終更新日
- 編集委員会 編 (2012.04.01.)
- 神沼靖子