情報システム開発の標準化
ジョウホウシステムカイハツノヒョウジュンカ
Standardization of information system development
定義
情報システムの開発を効率よく進めるために共通のルールを定めること。
説明
情報システムは,複数の人やチームで開発するのが一般的である。規模が大きくなると複数社で,さらに最近は外国の企業と共同で開発する例も増えている。一方,開発するシステムが企業の部門間を横断して利用されることがある。このような際に,標準的な手法を活用すると効果がある。効果の例として,見積もりの比較,失敗原因の排除やノウハウの蓄積,設計時間や開発工数の低減,設計の共通化などをあげることができる。世の中で認められている標準的な手法もある。たとえば,PMBOK(Project Management Body of Knowledge),CMM(Capability Maturity Model)/CMMI(Capability Maturity Model Integration),共通フレーム2007などがある。企業は,これらを基にして自社の特徴を反映した標準を開発することになる。
最終更新日
- 編集委員会 編 (2012.04.01.)
- 黒田幸明