ケアマネジメント支援システム
ケアマネジメントシエンシステム
Care management support system
定義
ケアマネジメントシステムとは,2000年4月に開始された介護保険制度における要介護の認定(アセスメント)から要介護者に対して介護サービス計画(ケアプラン)の作成・実施・管理までの業務システム。
説明
アセスメントについては,厚生労働省が(財)医療情報システム開発センターに委託開発した要介護認定ネットワークシステムを用いて自治体が認定業務を行う。一般に,「ケアマネジメント支援システム」は,主に介護支援専門員(ケアマネージャ)の業務支援を行うシステムであり,その利用場所によって施設系と在宅系に分かれる。いずれも,要介護認定の申請書作成,ケアプラン作成,日々のサービス記録,介護サービスの評価,給付管理などの機能を有し,施設系は介護保険施設(介護老人福祉施設,介護老人保健施設等)で利用され,在宅系は訪問先で利用されるシステムである。これらのシステムは民間によって異なるコンセプトの下で多数開発されており,どの製品を選ぶかが介護事業者の優劣を決めるポイントとなっている。
最終更新日
- 編集委員会 編 (2012.04.01.)
- 佐々木淳