危機対応計画
キキタイオウケイカク
Contingency plan
定義
偶発事故や事故,不測の事態が発生した場合に,その損害を最小限に抑え,機能を迅速に復旧するための復旧計画。
説明
危機対応計画は,不測の事態の発生のためビジネス計画や戦略の実行が危ぶまれるような事態を想定して,そのような事態において実施する緊急避難措置または緊急避難計画を意味する。災害を起こさないように備えることは重要である。しかしそれだけでは想定外の事態が発生したときに,的確に対処することは難しい。そのため予防措置に加えて,緊急事態が発生した時の対処と復旧策とをあらかじめ定めておくことが危機対応計画である。事業継続計画,運用時のリスク管理を参照のこと。
文献
- 総務省:平成15年度 情報通信白書,総務省 (2003).
最終更新日
- 編集委員会 編 (2012.04.01.)
- 児玉公信